Taiwan

検疫生活終了、やっと外に出られました。

 先日やっと検疫生活が終わりました。台湾に来て10日間、ホテルに入ってから、部屋の外に出られたのは、PCR検査をするときの1回のみです。そのほかは、食事を受け取るときにドアから少し顔を覗かせるだけ。。。誰にも会わない日々とはこれでおさらばです。
 入国後の状態を管理するために作られたグループLINEをみると、日付が変わってすぐに検疫ホテルを出たというメッセージがあったりと、検疫している全員が待ち望んだ日であるということがわかります。もちろん、私も今日という日を待ち望んでいた一人です。隔離が終わる人を”出所する日”という人もいるくらいで、自分から部屋にいるのではなく、誰かから強制的にいる場所を指定されるというのは、それほどストレスが大きいということを感じました。

検疫生活の後半

 検疫生活の後半は、自分で感じていたよりもストレスがあったことを実感することになりました。もともと、食事は油が多いなとは感じてはいましたが、後半になるとその影響もあって、少しお腹が緩くなったり、顔にニキビができたりと、いろんな症状が現れてきました。
 お腹が緩いという話を彼女としていると、食物繊維が足りないからだ!と言って、食物繊維を摂取できるドリンクを届けてくれたり、野菜も足りないということで、サラダを作って持ってきてくれたりと、最後まで、助けてもらいました。本当にありがとう!彼女も、ホテルのフロントにサラダを届けたときに、”食べ物を届けにくるのはあなただけ”とホテルのスタッフに言われたりと、私が一番幸せな検疫生活をしているかもと感じました。

自己健康管理期間

 検疫期間が終わると、次は自己健康管理期間に入ります。この期間は、感染の症状がなければ、普通の生活を送ることができます。決められているのは以下のようなルールです。

  1. 手を清潔に保つために、こまめに手洗いをすると共に、手で直接目、鼻、口に触れないようにすること。手に呼吸器からの分泌物が接触したときは、石けんとキレイな水で丁寧に洗い流すこと。
  2. 毎日朝晩に1回ずつ体温を測定し、その日の活動とともに記録すること。
  3. 症状が全くない場合は、通常の生活を送れるが、公共の場に行くことはできるだけ避け、外出時は常にマスクを着用すること。
  4. 発熱や呼吸器の症状、その他の体の異常があった場合は、すぐにマスクを着用した上で病院に行くこと。診断の際は、感染者との接触、旅行、居住、職業などの記録のほか、身近に同様の症状を訴える人がいないかを医者に詳しく報告すること。
  5. 病気の時は家で十分に休養を取ること。その際は、マスクを着用し、外出を控えること。マスクに口や鼻からの分泌物が付着した場合は、すぐに新しいものに交換するとともに、汚れたマスクは折ってゴミ箱に捨てること。
  6. 感染の症状以外での病院の受診などは、緊急以外ではしないこと。

 これを読んでもわかるように、大切なことは、健康でいることですね。台湾でもまた、感染のケースが増えてきているみたいですし、どこで感染してもおかしくないので、おとなしく過ごしたいと思います。残りの自己健康管理期間を健康に過ごして、早く本当に自由に生活できるように待ちたいと思います。

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