Taiwan

台湾に来ることができました。

 彼女に会うためにずっと来たかった台湾にとうとう来ることができました。台湾はこれまで奨学金を受給する外国人の学生のみが入国できましたが、3月から、6ヶ月以上語学学習をする学生についても入国できるようになりました。そのため、私は学生として台湾に入国することにしました。

入国前のステップ

 1月の中旬から語学学校の入学手続きを開始。

最初は一か八かで通常時の申し込みのステップで申し込もうとしましたが、コロナウイルスの影響で、やはり奨学金の受給予定がない人の申込みはできませんでした。まだまだ台湾には行けないのかと、弱気になっていたところ、彼女が3月から学生向けに入国が許可されるという記事を見つけて、私に教えてくれました。その記事を読みすぐに語学学校のHPに行くと、コロナ禍で入国ができる6ヶ月間のコースについて書かれていました。「これで行くしかない!」と思い、すぐに申し込みをしました。 


 2/14より台湾が語学留学生向けの手続きを開始。

申し込みをしてもすぐに次のステップに進めるわけではありませんでした。実際に台湾での入国の許可を得るための申請は2/14から始まるということで、語学学校からもスケジュールが送られてきました。そのスケジュールを見ると、VISAの申請に必要な資料が送られてきてから、語学学校にVISAの情報を送らなければならない日にちまでの期間がとても短いことがわかりました。

 平常時であれば、語学学校から送られてきた資料と、VISA申請に必要な書類を合わせて、自分の住んでいる住所ごとに決められた大使館や領事館に行っていけば申請が進むのですが、コロナウイルスの影響で、領事館で申請を行う前に、許可を得た学生であるのかの確認が必要でした。そのため普段よりもVISA取得までの時間が長くなってしまうことがわかりました。しかも大変なのは、そのスケジュールのままでは、入学ができないという点です。
この時は、かなり焦りました。領事館であったり、語学学校であったり、いろんなところにメールや電話をして、少しでもスケジュールがなんとかならないかを相談しました。語学学校からは、”VISA情報をもとに次の申請ステップがあるため、スケジュールは変えられない”と連絡があり、領事館からは、”できる限り早くしますが確約できません”という返事。この時は台湾に行けないかもしれないという不安で何も手につきませんでした。ですが、実際は領事館からのメールが予定よりも早く届き、無事に期限内にVISAを入手し、申請を終えることができました。

その後は台湾に持って行く荷物を準備したり、PCR検査の予約、飛行機の座席の確保など、出発に備えていました。

台湾に向けて出発

 飛行機に乗るためには、搭乗の48時間前までのPCR検査の陰性証明書が必要でした。なので、PCR検査を実施するために、移動日の前日は空港の付近のホテルに泊まることにしました。PCR検査は空港のPCRセンターで受けました。予約があれば陰性証明書込みで25000円、予約がない場合は45000円、9時−17時以外の時間帯は予約に関係なく45000円という価格設定でした。当日は、利用者も少なく、スムーズに検査をしてもらえました。もちろんPCR検査の結果は陰性でした。

 今は行くことができる国が限られていることもあり、空港はとても空いていました。利用客が少ないことが影響して、営業している飲食店が限られていたのは残念でした。出発前の食べ物はもう少し悩みたかったです。
 出発当日、チェックインするための列に並んでいると、台湾以外の国に行く人たちも並んでいました。各国とも、自国に入国する人を管理するためのシステムを作っており、飛行機に搭乗するためには、そのシステムへの登録が必要です。結構多くの人が、そのシステムへの登録を終えることなく列に並んでいて、その場で登録をしていたので、手続きがあまりスムーズに進行していなかった印象を受けました。もし、海外に行く予定がある方がいましたら、自分の行く国の情報をしっかりと確認するようにしましょう。

台湾に到着してみると

 到着すると、空港のスタッフは感染対策のために防護服を身につけていました。入国審査の前に、SIMカードを購入して、台湾での検疫を管理するために個人情報などを入力することになりました。その後、空港でのPCR検査キットや隔離期間中に使用する抗原検査キットを受け取りなどを経てから、入国検査を実施しました。その後荷物を受け取り、PCR検査をしたのちにタクシーで検疫ホテルまで移動というように全てルートが決められていました。タクシーに乗る前は、荷物と全身に入念に消毒されました。徹底した入国管理です。

 そんな感じで、台湾に来ることができました。今は、ホテルで隔離生活中です。平日は毎日語学学校のオンライン授業があったり、彼女とも毎日電話をしているので、時間は案外あっという間に過ぎていっています。ですが、早く外に出たいという気持ちは大きくなるばかり。すぐそばに会いたい人がいますからね。もう少しの辛抱です。

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