Taiwan ブログ

彼女が一時帰国しました。I’m so sad. 泣

 台湾に来て、彼女と同棲を始めて3ヶ月以上が経ちました。同棲を始めるとこれまでにわからなかったことがたくさんわかります。日本で育ち、これまでほとんど海外で生活してこなかった私の持つ感覚と、海外に住むのが当たり前の彼女。たまには意見が合わずに喧嘩になってしまうこともありました(ケンカの原因は大体私が作っていました。泣)が、仲良く生活してきました。本当にあっという間でした。彼女とはいろんな場所に出かけていますが、行った場所の紹介については、また別途記事を書いていきます。

 ですが、そんな彼女が母国でやらなければならないことがあるということで、一時帰国することになりました。期間は約1ヶ月です。私が学校に行くとき以外は、ほとんど一緒に過ごしていたので、この3ヶ月で一緒にいるのが当たり前になりました。なので、今はとても寂しい気持ちでいっぱいです。いつまでも下を向いていてもいけないので、この1ヶ月を有効に使って成長していきたいと思います。

 さておき、今回の記事では、彼女が帰国する際に発生した出来事について書きたいと思います。最後まで読んでいただけると嬉しいです。

帰国前の違和感

 彼女が帰国する前、私も彼女も言葉にはできない違和感を感じていました。二人とも、変化する生活に備えるために普段と異なる感覚が芽生えたのでしょうか?何だかいつもと違うなと二人で話をしていました。気持ちの問題だけではありません。私たちは、そんなに大きな部屋に住んでいるわけではないので、無くしものをしても、いつもは簡単に見つかるのですが、ベッドを持ち上げて下を確認しても全く見つからないものもありました。
 空港に行く時も、普段では考えられないくらい道を間違えてしまい、いつになったら到着するのかと思うくらいでした。二人で、台湾を出るのを止められている気がするねと言いながら、なんとか空港には到着しました。
 しかし、本当の問題はこれからでした。

Transit visa (トランジットビザ)

 日本のパスポートはとても強いので、短期間の滞在ならビザなしで行けてしまうことが多いですが、出身国が異なれば、ルールも異なります。国際線の乗り継ぎのため、数時間という短い時間であっても、その国に滞在するためにビザが必要になることがあります。それがトランジットビザです。(海外旅行をよくする人には、馴染みがあると思います。)トランジットビザは事前に大使館に行って申請することもできますが、その国に行ってから空港で取得することも可能な場合が多いです。なので、通常は大きな問題にはなりにくいのですが、今は、コロナ禍です。
 オンラインでチェックインは済ませていたので、空港についた後、持ち物検査をして、搭乗ゲートまでは無事に行くことができたのですが、搭乗のタイミングで、彼女は止められてしまいました。
 彼女は飛行機での移動にも慣れていますし、事前に航空会社に必要書類等は確認していていたのですが、当日になっていけないと言われてしまいました。事前の確認が足りないと言われても仕方ないかもしれませんが、コロナがなかったら、行ってからでも何とかなるトランジットビザの問題なので、これはコロナのせいです。
 数日前から感じていた違和感は、飛行機を乗るのに足りない資料があることを示唆していたのかもしれませんね。

チケットの再取得

 飛行機に乗れなかったからといって、ぼーっとしているわけにはいきません。彼女の切り替えはとても早かったです。トランジットビザ問題を回避するために、経由する国は変更する必要がありますし、用事に間に合わせるためには、所要時間も短いものを探す必要があります。今回は失敗するわけにはいかないということで、結局はエージェントに頼んで、チケットを取ってもらう事にしました。無事にチケットが買えてよかったです。

Exの1日

 彼女が不安をなっている状況で、何もできない不甲斐なさ半分と、彼女と過ごせる時間が1日増えたことの嬉しさ半分の1日でした。彼女はトラブルによるストレスで、かなり疲れてしまっていましたが、少し寝たらかなり良くなりました。空港から家に帰るまでの時間は、目の光がなくなっていたので、それが治って本当によかったです。その日は、美味しいご飯を食べて明日乗る飛行機に備えて、普段と変わらない1日を過ごしました。

とうとう帰国します。

 前日は色々とトラブルがありましたが、今日は飛行機に乗れば、本当にしばらく離れ離れです。この日は、午後から授業があったので、空港まで見送りできないのが、心残りでしたが、なるべく最後まで一緒にいたかったので、駅までは一緒に行きました。
 バスで駅に向かう時は、「あーもっとこんなことしておけばよかった」などと心の中で一人反省会。彼女が戻ってきたら、彼女のことをもっと笑顔にしたいです。
 バス停から改札まで手を繋いで歩いているときは、この時間が終わらなければいいのにと思っていました。彼女の方を見ると、彼女は平気そう。。。
改札に入る時も、彼女はささーっと「また1ヶ月後!」と言って行ってしまいました。後から聞くと、泣くところを見られないようにするために急いでいたみたいで、電車で泣いちゃったと言っていました。いくら短い期間であっても、悲しいものは悲しいですよね。
 ビザの問題で、帰国の日は1日遅れましたが、二人とも、もともと帰ろうとしていた日よりも、1日遅れて帰った日の方が、帰るのにふさわしい日だったと感じています。スピリチュアルな話はよくわかりませんが、不思議な力が、帰国の日をふさわしい日に合わせてくれたのかもしれません。

台湾での一人生活

 というわけで、台湾での一人生活が始まったのですが、部屋がとても広く感じます。早く1ヶ月経ってほしいです。。。
 私の語学学校の同級生にも、ずっと遠距離恋愛をしていて、彼女に会うために台湾に来ている人が何人もいます。そんな同級生に、彼女が一時帰国して悲しいという話をすると、「1ヶ月なんて短い短い」とかなり離れて過ごすのに慣れた様子でした。ある同級生は、6年間離れて暮らしていたらしく、一緒にいる時間があることに感謝して、離れている時間を有効に使った方がいいよとアドバイスしてくれました。先輩の話は本当にありがたい。彼女とは毎日電話とメールをしながら、二人の時間を楽しんでいきます。

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